HPの調査では、「エンパワード・エグゼクティブ」の台頭を明らかにしています。

hp workforce evolution studyパンデミックがワークフォース・イノベーションを加速させる中、従業員は個人的な情熱の追求を優先し、将来の仕事に向けて再教育や再トレーニングを行うようになってきています。

HP Inc. (NYSE: HPQ) は本日、HP Workforce Evolution Study (WES) の結果を発表しました。この調査では、COVID-19のパンデミックによりデジタル化とリモートワークが加速し、再教育の必要性が高まっていることが明らかになりました。

雇用の安定性が低下する中で、HPの調査では、現在の役割を超えて将来の仕事に必要なスキルを身につけて再教育を受けているオフィスワーカー、「Empowered Employee」の台頭に新たな傾向が見られることが明らかになりました。40%以上が、起業家、ビジネスオーナー、生涯学習者を対象に無料でスキルトレーニングを提供するHP財団のプログラム「HP LIFE」のようなオンラインプログラムを通じてそうしていますが、2019年の同時期と比較して、登録者数が282%も増加しているのが印象的でした。

調査対象となった従業員の35%が、得た新しいスキルを使って起業する可能性が高いことから、HPの調査では、トップタレントを引き付け、維持するために必要なサポート、設備、トレーニング、柔軟性を従業員に提供するために、雇用主が取るべき行動とは何かについても調査しています。

"ここ数ヶ月で、仕事の未来は加速しました。HPの最高人事責任者であり、世界経済フォーラムの「仕事の未来」タスクフォースの共同議長を務めるトレイシー・キョウグは次のように述べています。"最新のテクノロジーに投資するだけでなく、労働力のスキルにも投資することがこれまで以上に重要です。人材の強さと俊敏性こそが、私たちを前進させ続けるものとなるでしょう」と述べています。

このような傾向は、米国やヨーロッパだけのものではありません。HPが今年初めに委託した別のレポート「HP Asia SMB Report 2020」では、アジアの中小企業も、COVID後の成長を維持するためには、人々の働き方を革新し、デジタルファーストのスキルに投資することが重要であることを認識していることが明らかになりました。

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