セイコーエプソン株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の中止(解除)について

セイコーエプソン株式会社(東京証券取引所:6724、以下「当社」)は、企業価値・株主共同の利益の確保・向上を目的として、平成29年6月28日開催の当社定時株主総会において、当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)(以下「本プラン」)の更新について株主の皆様のご承認をいただきましたので、下記のとおりお知らせいたします。

なお、本プランは、2020年6月に予定されている当社定時株主総会の終結の時まで有効です。しかしながら、本日開催の当社取締役会において、本プランの有効期間満了に伴い、本プランを廃止することを決議しております。
当社は、「当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針」(以下「基本方針」といいます。
当社は、本プランの有効期限が迫る中、昨今の買収防衛策の動向、国内外の機関投資家をはじめとする株主の皆様のご意見・ご要望等を総合的に勘案し、本プランの更新の可否について鋭意検討を重ねてまいりました。その結果、本日開催の取締役会において、2020年6月に予定されている当社定時株主総会の終結時をもって、本プランの有効期限が満了した後は、本プランを継続しないことを決議しました。
当社は、本プランの廃止後も、長期的な企業価値の確保・向上に努めてまいります。当社は、当社株式の大量取得を行おうとする者に対し、企業価値・株主共同の利益の確保・向上の観点から、当該取得の是非を適切に判断するために必要かつ十分な情報の提供を求めます。また、当社は、当社取締役会の意見等を開示するとともに、株主の皆様に買付等の検討に必要な時間と情報の提供に努め、金融商品取引法、会社法その他の関係法令に基づき適切な対応を行います。
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