ダルスト、米プリンターメーカーVanguard Digital Printingの株式の過半数を取得

Christoph Gamper media高度なデジタル印刷・生産技術のメーカーであるDurstは、米国ジョージア州ローレンスビルに本社を置くVanguard Digital Printing Systemsの過半数の株式を取得し、米国グラフィックス業界での地位を強化しています。

Vanguard Digitalは、看板、装飾、企業、産業、包装分野向けの印刷システムの大手メーカーです。今回の買収により、Durst社は大判プリンタのポートフォリオに新たなプリンタクラスを追加するとともに、Vanguard社はグローバルな販売・サービスネットワークと技術リソースを有し、堅牢なソリューションを開発し続けています。
"Vanguard Digital Printing Systems社は、当社が現在積極的に取り組んでいない顧客セグメントにおいて、急速に成長しており、非常に成功している会社です」とDurst社の北米社長Tim Saur氏は述べています。"高品質の製品、強力な経営陣、顧客志向の組み合わせにより、両社は完璧にマッチしています。"
今回の合意の一環として、新会社は2020年10月1日からVanguard Durst Digital Printing Systemsとして運営されることになります。David Cichは引き続きCEOを務め、Jim Petersonは引き続き営業担当副社長を務めます。
"ヴァンガード・デジタルが世界的な業界をリードするDurstグループの一員となることは、大きな謙虚さと興奮を持っています。"ヴァンガードデジタルがDurstグループの一員となったことで、ヴァンガードデジタルは革新的な市場をリードするUVプリンタのポートフォリオを全世界に拡大する機会を得ることができます。
"Durst GroupのCEOであり共同経営者であるChristoph Gamper氏は、「ヴァンガードのプリンティングシステムは、北米市場で急速な成長を遂げ、顧客から高い評価を得ています」と述べています。"世界的な大流行にもかかわらず、私たちは長期的な視野に立ち、大判グラフィックス市場への投資を決意しています。また、技術的な専門知識を持つVanguardは、今後も業界をリードする製品とサービスを確実に提供し、より多くの顧客層にDurstファミリーの一員であることの意味を理解してもらえるようにしていきます。"
www.durst-group.com