リコー、バーチャルイベントを中心とした顧客コミュニケーションの強化に注力

新たなアプローチの一環としてdrupa 2021からの撤退を発表

リコーヨーロッパでは、コロナウイルスの流行に伴う不確実性の高まりを受けて、さまざまなチャネルを活用した効果的なバーチャルクライアントコミュニケーションの開発に力を入れています。
このような新しい働き方を支援するチャネルとして、バーチャルイベント「HENKAKU Live」シリーズがあります。第1回目のセッションでは、リコーの新製品であるカラー枚葉印刷機「RICOH Pro™ C5300」をはじめ、進化と成長を牽引するグラフィックアート制作技術の最新動向をお客様にご紹介し、好評を博しました。今後も、産業印刷を中心としたイベントを予定しています。
また、リコーは、プリントサービスプロバイダー(PSP)を対象にした「リコービジネスブースタープログラム」を欧州・中東・アフリカ地域で展開しています。このプログラムは、リコーのプロダクション印刷機をお持ちのお客様を対象に無料で実施しており、コロナウイルス後の市場における次のステップのあり方についてのアドバイスや記事、アイデアなど、豊富な情報を提供しています。
リコーヨーロッパは、このようなバーチャルイベントへの注力に加え、本日、drupa2021からの撤退を発表しました。
リコーヨーロッパの商業・産業プリンティンググループ担当バイスプレジデントであるEef De Ridder氏は、「コロナウイルスの流行期間中、私たちは、新規および既存のお客様とのエンゲージメントを成功させるために、バーチャルなアプローチを構築してきました。今後も、従来の方法ではなく、商業印刷・産業印刷分野のソリューションやサービスを紹介し、プロモーションやデモンストレーションを行うことで、インタラクティブ性を高めていきたいと考えています。
"リコーは、長年にわたりdrupaがもたらしてくれた機会を大切にしてきました。しかし、お客様、パートナー様、スタッフの健康、安全、健康を第一に考え、今回の出展を断念することになりました。さらに、コロナウイルスの影響や渡航の不確実性、その他の制限により、来場者が大幅に減少する可能性があることを考慮し、今回の撤退を決定しました。
www.ricoh-europe.com