BOURQUIN社が次のステージに進化する一助となったBOBSTのSPEEDPACK

BOURQUIN社は、継続的にかつ一貫して時代と共に進化してきた企業です。スイスを本拠地とする同社は、19世紀に籾殻生産者として創業し、その後20世紀初頭に段ボール工場の操業を始めました。現在では、 eコマース、製薬、医療技術、ワイン、醸造、グラフィックの分野で1万5千の顧客に包装ソリューションを提供する総合サプライヤーです。

BOBSTもまた、進化を信念にしています。当社は、BOURQUIN社をはじめ、世界中の紙器、段ボール、軟包装材業界の、パッケージングおよびラベルメーカーに、機械やサービスを提供しています。BOBST は、顧客の声に耳を傾け、彼らが何を必要としているのかを理解することでパッケージングの最新動向を先取りすること、そして可能な限り最高のパフォーマンスを引き出すソリューションを提案できることを誇りにしています。
このように会社の理念が近いことが、BOURQUIN社とBOBST社がこれほど長く良好なパートナーシップを築いてきたことを裏付けています。BOURQUIN社が初めてBOBSTマシンを導入した時期は1972年に遡ります- 2色のFlexo 1575を連結したBOBSTオートプラテンSPO 1575 EEGでした。それ以来両社は、相互の信頼と理解に基づく強固な関係を維持してきました。
「両社の関係は、単純な顧客とサプライヤーの関係を超えるものです。」と、BOURQUIN社Couvet工場の生産部マネージャー、Luis Manuel Luis氏が語っています。「私たちはパートナーです。BOBSTは私たちの言葉に耳を傾けてくれます。 彼らは当社が何を必要としているかを理解していて、当社に合った、きちんと機能するソリューションを探し出すために力を尽くしてくれます。当社が顧客のためにするのと同じ様にです。」
実を結ぶSPEEDPACKへの投資
BOURQUIN社はその製品の品質だけでなく、柔軟性でも定評があります。それは消費者の傾向の急速な変化に注意を払うことであり、また適応力が多方面にわたるということです。高い生産能力と極めて短時間でのセットアップで会社を支援することのできる多目的設備は、それゆえ非常に魅力的です。
BOBSTのSPEEDPACKはその一例ですSPEEDPACK は、全自動の梱包装置で、多種、多様な箱を結束します。SPEEDPACKのモジュール方式と生産性は、どんな複工程製函ラインにとっても、最適な梱包機となります。BOURQUIN社にとっては、BOBST製函機,MASTERFOLD 230 A4 を補完するものでした。
「当社は製函のスペシャリストとして、長年にわたり、SPEEDPACKのようなマシンを待っていました。」とルイス氏は話しています。「この広汎な分野では、製函機後方での作業負荷を減らすために、シンプルで用途が広く、信頼性が高い、高速の設備が必要でした。包装形態、寸法、そして段ボールの種類さえにもかかわらず、ラインの生産性を向上させるソリューションも必要でした。SPEEDPACKはすべての要件を満たしています。」
SPEEDPACKは、ユーザーが自社のBOBST製函ラインの能力を最大限に引き出すことを可能にする、革新的な段ボール用自動梱包装置です。極めて短時間でのセットアップ、かつ時間あたりの結束数の最大化で、生産性を劇的に高めました。
製函を終えて排出された箱を、優しく正確に集積して結束するとともに、箱の品質をも維持します。抜群にスムーズな作動、最小限の所要面積、人間工学的設計、優れた作業性によって、リピート注文のセットアップ時間も問題になりません。こうした性能が揃ったこの堅牢な梱包装置は、文字どおりあらゆる種類の箱を処理することができ、その一方で、申し分のないレベルの品質を維持します。
「本装置は当社の期待に完璧に応えるだけでなく、設置とセットアップの段階でBOBSTと素晴らしいコラボレーションをしました」とLuis Manuel Luis氏は語ります。「信頼性、柔軟性、使いやすさ、極めて短時間でのセットアップ、そしてあらゆる種類の箱に対する非常に高い生産効率-当社は既にすべての利点を享受しています。従業員の作業の難しさも軽減しました。これは、特に大寸法のパッケージやダブルフルートで、大きなメリットがあります。」
本件は、BOURQUIN社が進化に成功した最新の例です。この先も、BOBSTによる継続的な技術革新の助けを得ながら、顧客のニーズを満たすために進化し続けることでしょう。
「BOBSTと同じように、当社は常に未来に目を向けています。」 とLuis Manuel Luis氏は語っています。「改善する道は常にあります。 そして、密なパートナーシップを通して、将来さらに製函を発展させる方法を探っていくことを楽しみにしています。」

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