ドミノ、「段ボール箱生産の新ビジネスモデル」を発表

ドミノ・デジタル・プリンティング・ソリューションズ(Domino Digital Printing Solutions)は、デジタル段ボール印刷分野に参入し、6月16日にバーチャル・ローンチ・イベントを開催し、初のデジタル・インクジェットベースの製品を発表します。高度に自動化されたインクジェット印刷ソリューションであることに加え、新しい水性インキ技術をベースにした新しいインキセットを発表します。

1978年6月にケンブリッジに本社を置くドミノ・プリンティング・サイエンス社は、革新的なコーディング、マーキング、デジタル・インクジェット印刷技術の開発と製造に長い成功の歴史を持っています。つまり、同社はパッケージコンバーター分野でデジタル印刷用のインクジェットソリューションを提供してきただけでなく、食品、飲料、製薬分野のFMCGメーカーに直接インクジェットやその他のコーディング技術機器を供給してきました。ドミノの背景にはデジタル印刷がありますが、パッケージングにも大きく関わっています。
実績と信頼性のあるこのインクジェットプラットフォームをベースにした世界の産業用設備が1000台に近づいている今、ドミノはdrupa2020の初日に段ボール業界向けの初のデジタルインクジェット印刷機を発表する予定です。6月16日のバーチャル発表会では、「段ボール箱生産のための新しいビジネスモデル」を紹介しますので、お見逃しなく。
Dominoのビジネス開発マネージャーであるMatt Condon氏は、「シングルパスのDomino X630iデジタルインクジェット印刷機は、日常的な段ボール生産のために設計されており、段ボール印刷機は生産性と効率を最大化し、コスト、インク消費量、廃棄物を最小限に抑えることができます。これにより、短期・中期的な市場機会を収益的に開拓し、新たなビジネスの流れを促進し、顧客ベースにより充実した機能を提供することが可能になります。
このバーチャルイベントは、印刷・包装業界の専門家であるショーン・スミス博士が、段ボール業界の市場動向、Covid-19の影響、デジタル技術を採用する傾向の高まりなどを紹介します。ショーンはまた、ケンタッキー州を拠点とするIndependent IIのFinn MacDonald氏にインタビューを行い、Dominoでデジタルへの第一歩を踏み出すことを決めた理由を明らかにします。
www.domino-printing.com