富士フイルムホールディングス、2030年度のCO2削減目標を引き上げ

科学的目標(SBT)イニシアティブ」の認定を受ける

グループ認定の「グリーンバリュー商品」を推進し、売上高の60%を占めるようにすることを追加目標とする。

富士フイルムホールディングス株式会社(社長:助野賢治)は、「事業活動を通じた社会課題の解決」と「事業プロセスにおける環境・社会配慮」のアプローチから気候変動への取り組みを加速させるため、2031年3月期(2030年度)の環境目標を更新しました。
富士フイルムグループの製品ライフサイクル全体(原材料調達から製品製造、輸送、使用、廃棄に至るまで)におけるCO2排出量の削減目標を2013年度比30%から45%に引き上げました。この目標は、パリ協定の「2℃目標」を達成するための科学的根拠に基づくものであるとして、国際環境イニシアティブ「Science Based Targets(SBT)イニシアティブ」※1からWB2℃(2℃を大きく下回る)に認定されています。低排出量の製品・サービスを提供することで社会のCO2排出量削減に貢献する目標を、従来の5,000万トンから9,000万トンに引き上げました。
富士フイルムグループでは、これらの製品・サービスを開発する過程で環境負荷を考慮し、環境に配慮した製品・サービスを提供してきました。環境負荷を大幅に低減できる製品・サービスは、富士フイルムグループの "グリーンバリュー商品 "として認定されています。富士フイルムホールディングスでは、「グリーンバリュー商品」の売上高比率をグループ全体の60%にすることを新たな目標として掲げています。

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