04292024
Last update月, 29 4月 2024 8am
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Ranpakが日本向けのサスティナブルな自動梱包ソリューションを発表

革新的な紙ベースの保護梱包ソリューションと自動梱包ラインの統合で、よりサスティナブルな物流プロセスに貢献

Eコマースおよび産業サプライチェーン向けに、環境配慮型の紙ベースの保護梱包ソリューション分野で世界をリードしているRanpak Holdings Corp(以下、「Ranpak」)(NYSE: PACK)は、本日、日本の物流センターやフルフィルメントセンター向けに、完全リニューアル版の段ボール高さ調整機能付き自動梱包機Cut’it! EVOTMを発表しました。日本の物流倉庫では、2024年問題を前にしたオペレーションのさらなる効率化、そして労働人口の減少が特に深刻な問題となっています。この梱包機は、商品の梱包と配送のさらなる自動化、そしてよりサスティナブルなソリューションへのニーズに対応するソリューションとなっています。

「Ranpakでは、流通業者、梱包業者、そしてフルフィルメントセンター向けの自動化梱包ソリューションの開発に注力してきました。紙資材によるプラスチック梱包資材の置き換えだけでなく、梱包の最終工程の高速化、スタッフ配置の最適化、箱内の不要な空隙排除による箱の小型化、そして接着剤付きの蓋で箱の強度を高めるなど、高品質な梱包で開封時のお客様満足度向上にも力を入れてきました」と、Ranpak日本統括マネージャーの中村昌史氏は述べています。「例えば、Ranpakオートメーション部門が開発したインラインスキャン機能により、箱の中の不要な空隙を最小化することが可能になり、結果、配送時の箱の小型化を実現しました。今後も、社内での開発に加え、他社との提携、そしてお客様やそのインテグレーターとの緊密な協働により、梱包プロセスの自動化をさらに推し進めてまいります。Ranpakは、物流センターの最終工程の専門家として最適な地位を確立しています。こうした最先端の梱包ソリューションを日本の物流センターやフルフィルメントセンターにお届けできることを嬉しく思います。」

Cut’it! EVOは、箱の小型化によりトラックの積載量を平均25%アップすることで、輸送に必要なトラック数も最大25%減らし、環境への負荷の低減に貢献します。さらに、既存の梱包プロセスへの統合が容易であることに加え、そのコンパクト設計により、設置面積に与える影響も最小限に抑制できます。また、業界最速レベルの最大毎分15箱の処理が可能なため、臨時の梱包スタッフの採用プロセス等の手間が不要となります。幅広い箱の大きさ(150x230mm~450x650mm)に対応しており、さらに最大1,000x600mmの大型の箱に対応できるCut’it! XXLもラインアップに含まれています。

Ranpakの自動化梱包ソリューションには、以下のような種類があります。

Form’it!TM CaseおよびForm’it!TM Tray:段ボールやトレイを成形
Cut’it! EVOTM:箱の内容物の高さに合わせて、段ボール箱の高さを最適化・小型化
AccuFill®およびAutoFill™:配送中の製品保護のために必要な緩衝材を必要量投入することで、作業を効率化

中村氏は、「最終梱包を自動化するという当社のビジョンは、50年にわたる保護梱包における経験と、実際に梱包作業の現場で当社の機械をお使いいただいているお客様から寄せられた意見に基づいています。このフィードバックにより、当社のエンジニアリングチームは、常にサステナビリティを考慮しながら、お客様のご要望に合わせて機械性能のさらなる改善に継続的に取り組んでいます。」と述べています。

Ranpakは、保護梱包工程においてプラスチック系資材をサスティナブルな紙ベースのソリューションに置き換えることに今後も引き続き注力するとしています。また、温室ガス排出絶対量を少なくとも46%低減すること、総紙供給の75%以上を再生パルプ(一般廃棄物またはパルプ代替品を25%以上含む)とすること、そして100%の紙製品においてFSC認証を取得し販売するという目標を掲げています。Ranpakは、これらの意欲的な目標を2030年までに達成すべく、必要策を進めています。

「Ranpakは、クラウドベースサービス、予測メンテナンス、機械学習やAIといった新たな技術開発により、より高いROI(投資利益率)の達成、そして商品化までの時間短縮を実現しています。日本の物流センターやフルフィルメントセンターと協働し、これからもよりサスティナブルな未来を目指してまいります。」と中村氏は締めくくりました。
www.ranpak.com

 

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